2018年ワールドカップに向けたプレーオフで、スウェーデンに敗れたイタリア。
この結果、6大会連続となるジャンルイージ・ブッフォンの本戦出場は叶わぬ夢となった。
今回の敗退を受け、ブッフォンは代表チームからの引退を発表。代表通算の出場試合数は「175」でストップとなり、アーメド・ハッサンが持つ最多出場記録の更新も叶わなかった。
こんな形でブッフォンの代表キャリアが終わりを迎えるとは多くの人が思わなかったはずだが、ブッフォンのA代表デビューをについて調べてみると不思議な一致が存在するのに気付く。
ブッフォンがイタリア代表デビューを果たしたのは18歳の時。
1997年10月に行われたワールドカップ予選のプレーオフ。ジャンルカ・パリュウカの負傷によって途中出場を果たすのだが、なんとこの時の対戦相手がロシアだったのだ。
ロシア相手のワールドカップ予選でA代表デビューを果たしその後No.1になった男が、まさかロシアに向けたワールドカップ予選で代表キャリアを終えることになるとは…。なんとも不思議な縁である。