イタリアサッカー連盟(FIGC)は水曜日に委員会の会合を行い、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ代表監督の解任を決めた。
しかし、現在は連盟会長を務めているカルロ・タヴェッキオ氏に対しての批判が相次いでいる。
ワールドカップを60年ぶりに逃すという失態に、連盟のトップが辞任すべきであるという声はますます高まるばかり。
会合に出席していたイタリアプロ選手協会会長のダミアーノ・トンマージ氏は『Gazzetta dello Sport』に対して以下のように話し、会長も辞任して改革を行うべきだと指摘した。
ダミアーノ・トンマージ
「おそらく、我々と同じ理解を持っている候補者を探すだろう。しかし、それにはまずは今あるものを止める必要がある。
もしそれが出来なければ、過去の過ちを繰り返す危険がある。
改革を約束し、それによって物事を良くしていく。そのために働き、サッカーのことだけを議論する。
カルロ・タヴェッキオと現在の評議会が、責任を取ることから逃れようとする前にだ。
我々はワールドカップを失った。それは、イタリアサッカー連盟やクラブが、あまりにも長い間スポーツ面のプロジェクトへの考察を避けてきたからだ」
「誰もが尋ねてくる。『カルロ・タヴェッキオは監督をクビにしたが、彼自身は辞めないのか?』と。それが総意だ。
この数時間、私は多くのメッセージを受け取ってきた。選手たちの考えを読んで、慰められた。それはファンの感情とも同じだろう。
私は、何度か偉い人々を(議論に)巻き込んでいこうと試みてきたが、何度も落胆させられてきた。なぜなら、何も変わらなかったからだ。
月曜日の後、新聞が戦いを続けてくれることを願うよ。ビッグネームの監督と契約して満足するようなことがないようにね」