ホンジュラスとの大陸間プレーオフに勝利し、2018年ワールドカップへの出場権を掴んだオーストラリア代表。
しかし、それから1週間が経過した22日(水)、チームを指揮していたアンジュ・ポステコグルー監督が辞任を発表する。
「チームに必要であるエネルギーをもたらすことができる人物に責務を受け継ぐのに相応しいタイミングだ」と話したが、実質はアジア3次予選で2位以上に入ることができなかった責任を取った形だ。
メディアは早くも新監督候補について報じているのだが、その中にはJリーグで指揮した指導者の名前もあった。
ベガルタ仙台を率いた経験を持つグラハム・アーノルドだ。
Ange has walked away but FFA's headache isn't as simple as finding a replacement
Here are the contenders to be the new Socceroos coachhttps://t.co/frl6ZwnVgc pic.twitter.com/LrVs4xGTFQ
— FOX SPORTS Football (@FOXFOOTBALL) 2017年11月22日
グラハム・アーノルドは1963年8月3日生まれの54歳。
Jリーグで最初にプレーしたオーストラリア人選手で、2014年にはベガルタ仙台を指揮。仙台では結局1勝もあげられないまま解任となったが、シドニーFCではチームを優勝に導くなど一定の成績を収めている。
シドニーFCは昨シーズンのAリーグを20勝6分1敗という圧倒的な成績で優勝しており、『FOX Sports』などはアーノルドがオーストラリア代表監督の候補に挙げているようだ。アーノルドは2007年にもA代表を率いアジアカップに出場している。
なお、同紙はアーノルドの他にサンフレッチェ広島でプレーし、ウェスタンシドニー・ワンダラーズを率いて小野伸二や楠神順平を獲得したことで知られるトニー・ポポヴィッチも候補として挙げている(現在はトルコ1部カルデミル・カラビュクスポルの監督)。
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