『L'Equipe』は21日、「イタリアにおけるワールドカップの放映権は、Mediasetが獲得した」と報じた。
これまでは公共放送であるRAIが一定の割合でワールドカップを放送してきたイタリア。
ところが今回60年ぶりに代表チームがワールドカップ出場を逃したことにより、RAIが放映権獲得を断念。
それを受けて有料放送であるMediasetが放映権を7800万ユーロ(およそ104.3億円)で獲得することになったとのことだ。
イタリアの公共放送局でワールドカップが流れないのは、放映が始まって以来初めてであるという。
なお、Mediasetは1987年にあの元ミラン会長シルヴィオ・ベルルスコーニ氏によって設立された会社であり、現在も息子が副会長を務めている。