レアル・マドリーでキャプテンを務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモス。彼のシグニチャーモデルとなるスパイクが、NIKEから発表された。
セルヒオ・ラモスのシグニチャースパイクがNIKEから登場!クラシコで初使用か https://t.co/pGVGsN6svM
— サッカーニュースQoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年12月23日
一見するとシンプルな白スパイクに思えるが、実は細部へのこだわりがすごい。
『Soccerbible』によれば、本人はこの特別なスパイクについてこう語ったという。
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリーDF)
「(まずは新しいシグニチャースパイクの感想を聞かせてくれるかな。インスピレーションについてちょっと聞かせてほしい)
長年フットボールをプレーしてきたけど、自分の気持ちを表現するスパイクだよ。僕が何者かというストーリーを伝えてくれるね。
夢が叶ったよ。デザインに深く関わったし、(スパイクの)全ての部分が僕のパーソナルなものさ。
NIKEには僕に対する愛と信頼に感謝したい。僕らはずっと手を取り合って歩いてきたので、このプロジェクトには特別な意味があるんだ」
「(このスパイクは『CORAZÓN Y SANGRE(心臓と血)』と名付けられているね。この名前はどう思う?)
CORAZÓN Y SANGRE…この2つの言葉は自分にとって大事なものなんだ。
心臓は自分がやることへの貢献。そして、血にはDNAがあり、最高に到達するために自分の内側に持っているものだ。
この2つの言葉は自分の気持ちと、セルヒオ・ラモスが何者かという定義を美しく表してくれるものさ」
「(このスパイクにはスペインへの賛同が多くみられる。どういう意味があるのかな?)
幸運にもフットボールはとても大きいので、僕らは相当な特権を得ている。自分たちの国を代表できるからね。
自分の地であるセビージャ、アンダルシア、スペインのことを常にとても誇りに思っている。
2つの旗がこのスパイクで表現されているのを見るのは嬉しいね。
(シューレースを)結ぶ時には毎回アンダルシアとスペインの旗を思い出すよ」
「(ロゴに表されている馬はあなたにとって強い情熱ですね。そのことについて教えてもらえるかな)
自分の情熱であり、ちょっとした芸術だね。子供の頃から馬を愛しているし、長年に渡って幸せな瞬間をもたらしてくれた」
スパイクの色が白(パール)な理由は、スペインで愛されるアンダルシア馬にちなんだもの。また、“SR4”のロゴにも馬蹄のデザインが組み込まれている。
馬好きのラモスならではの仕上がりになっていると言えそうだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ