『Guardian』は19日、「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、未成年の外国人選手獲得に関するルールに抵触した疑いで告発されている」と報じた。

FIFAは昨年9月、チェルシーが海外から未成年の選手を獲得した疑いがあると発表していた。

もともとの調査は現在リヨンに所属しているブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレのケースからスタートしている。

彼はもともと2014年1月1日に契約を結んでいるが、2011年にアーセナルとの親善試合でプレーした写真があり、その時彼は16歳だった。

FIFAのコンプライアンス部門がこの問題を調査し、警告を行っていたとのこと。

その後の調査で25名の選手に違反の疑いがあることが判明し、これらの見解が懲戒委員会へと提出された。

現在はチェルシーからの情報を要求するとともにイングランドサッカー協会と接触し、25名の記録を提出するよう求めている。

今後数か月の間にこれらの検討が進められ、重大な違反があるとされた場合は補強禁止処分が科せられる可能性がある。

なお、外国人の未成年者(18歳以下)の選手獲得については3つのルールが存在し、ベルトラン・トラオレについては当初から問題があるのではないかと噂されていた。

彼は2012年のアフリカネイションズカップの段階ですでに「チェルシーユース所属」と一時発表され、のちに撤回されていたことで有名。むしろここまで時間がかかったことの方が不思議である。

これまで違法な選手獲得が行われたとして補強禁止処分を受けたのはバルセロナとレアル・マドリー、アトレティコ・マドリー。

前者は韓国人選手のイ・スンウを13歳で獲得したという新聞記事から調査が始まり、31名のケースに違法性が確認された。

後者は中国企業の万達グループとの提携で多くの選手をアカデミーに受け入れており、それらも含めて183件の調査があり、153件が違法とされた。

両者ともに2つの移籍ウインドウで新たな選手の獲得が禁止されている。

一方、レアル・マドリーは2013年10月から調査を受け、70件のうち37件が違法とされたものの、悪質ではないとして禁止は1回のみとなっている。

なお、昨年はマンチェスター・シティにも違法な移籍があったという訴えがあったが、今のところ有罪にはなっていない。