結果
1本目 浦和 0-0 沖縄
2本目 浦和 1-0 沖縄 (20分:長倉Y)
3本目 浦和 1-0 沖縄 (6分:萩原)
4本目 浦和 1-0 沖縄 (27分:ズラタン)
《筆者視点の寸評》
試合はボールを支配する浦和レッズと守る沖縄SVという構図が長く続きました。
沖縄SVは4-4-2で引き気味にブロックを敷き、組織的に守る戦術。
浦和は長短のパスやサイドチェンジ、ワンタッチに上手さを見せました。
ただ浦和は組み立ての所では横パス含め試合をコントロールするも、縦パスやフィニッシュの所での連携面はこれからまだまだ合わせていく必要がありそうでした。
《対戦相手から見た浦和レッズ》
試合後、 昨年までFC琉球でプレーし、この日は沖縄SVの練習生として参加していた山内達朗選手に少しお話しを伺う機会がありました。
――現段階での浦和レッズのチームとしての強さは?
山内「細かく速いパス回しに手を焼きました。プレスに行かないと自由にやられてしまうし、行ってもワンタッチで素早く剥がしてくる。縦パスが入ったらガツンとぶつかりに行くのですが、何度も繰り返してくるのでしんどかったです」
――浦和レッズで苦戦させられた選手は?
山内「槙野智章選手と、僕がマッチアップした武藤雄樹選手の2人です。槙野選手はいるだけで存在感がありましたし、ゴール前での3対1のチャンスも潰されました。武藤選手は細かい駆け引きが多く、やり難かったです。ほぼ全てのアクションに細かいフェイントを入れてきました」
――現段階での浦和レッズの課題は?
山内「やっぱりコンディションですかね。とは言えまだ今年の練習スタートから9日目であれだけ出来るのは純粋に凄いと思います。僕らは強敵相手に絶対勝つぞと意気込むのですが、浦和レッズさんはあくまでここからコンディションを上げていくための手段という感じじゃないかと思います。公式戦では更にギアが上がるはずですし、今回外から見た方は僕らが善戦したと言う方もいるのかも知れないですけど、気を引き締めたいと思います」
金武町フットボールセンターにはクラブハウスもあるので、ミーティングをするのにも困りません。
フラッグは勿論、花壇まで浦和レッズの色でした。
金武町の歓迎ぶりが分かりますね。