ワールドカップ開幕までいよいよ1週間を切った。出場国のユニフォームも出揃ったが、ナイジェリア代表の一着はすさまじい人気となっている。

300万着がプレオーダーされたほか、販売開始からわずか数分でソールドアウトになったとも…。

そんななか、あのファッション誌『GQ』が「ナイジェリアのW杯ユニはいかにしてストリートウェアの聖杯になったのか」として特集を組んでいたぞ。

かなり長文なのだが、ザッとまとめるとこんな感じ。

『GQ』

「(今大会のユニフォームのなかで)最もエキサイティングで楽しみにされていたのは、ナイジェリア代表のものに違いない。

このキットは正真正銘のファッションアイテムだ。

このジャージーは伝統的なサッカーユニフォームというよりも、ギラギラしたスニーカーのようだ。特に『ACRONYM × NIKE LAB VAPORMAX MOC 2』のような。 2月の発表以降、今年最もクールなアイテムと見られており、スポーツウェアから希少なストリートウェアになっている」

「なぜこうなったのか?

まずは素晴らしいデザイン。Twitterユーザーたちはこのジャージーに魅了されると、その画像を拡散。

それがストリートウェアブログで取り上げられたほか、スタイリッシュなラッパー『Skepta』も一般販売の数か月前から着用していた。 そして、NIKEは発売前の段階で300万人の人々がすでに予約したと発表。ただ、それが発表された際、購入する方法がなかったことからこの数字には懐疑的な見方もあった。

だが、それでもこのウェアの熱狂ぶりは止まらなかった」

「ナイジェリア代表ユニはこの2018年にストリートウェアがネット上でどう機能するかについてのケーススタディを教えてくれている。

クールな見た目のアイテムは無限な盛り上がりを見せる、そのクールさがもはや変えられないところに達するまで。

そういったことは何度も目にしてきた。ただ、通常はそれがサッカーユニフォームではないだけだ。

とはいえ、サッカーがそういった瞬間(盛り上がり)を見せているタイミングだと感じる。数年前にドレイクがユヴェントスのピンクユニをInstagrammedして、それが爆売れしたことを思い出してほしい。 また、サッカーはファッション界における他のデザイナーたちにもインスピレーションを与えている。

ゴーシャ・ラブチンスキーはadidasといくつかのユニでコラボしたし、VersaceやBurberryも最近のコレクションでスポーツからインスパイアされている」

「ナイジェリア代表のユニはデザイナーたちならすでに知っていることにノったように見える。

それは『サッカーはファッション』だということだ。

それかスポーツはファッションのインスピレーションになりうる価値があるということに」

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