『NEXTネイマール』と呼ばれる、ブラジルの新星ヴィニシウス・ジュニオール。

まだ17歳であるが名門フラメンゴでレギュラーを獲得し、2018年に入って公式戦31試合で10ゴールを奪ってきた。

彼はすでにレアル・マドリーへの移籍が内定しており、移籍金はおよそ4500万ユーロであると報じられている。

そして先週末、ブラジル全国選手権第11節のパラナ・クラブ戦は、彼がフラメンゴで戦う最後の試合になる可能性があった。

7月には18歳の誕生日を迎えるヴィニシウスは、ようやく欧州へ移籍する権利を得る。

しかし、まだレアル・マドリー加入が決定しているわけではなく、フラメンゴに残る可能性もないわけではない。

そしてフラメンゴのサポーターは「ヴィニシウス、残ってくれ!」と彼に大きな声援を送った。

それに応えたヴィニシウスは観客席に向かい、涙を浮かべながらサポーターと抱き合う…。

ヴィニシウスは試合後以下のように話し、数日後には去就を決めると明言したという。

ヴィニシウス・ジュニオール

「フラメンゴは僕をいつも助けてくれた。故郷のサン・ゴンサロで僕を見つけて、いい人生を与えてくれた。気にかけてくれた。

ここに来てから僕を支えてくれたすべての人に感謝を伝えなければならないよ。

SDのノヴァウはいつも残留を頼んでくる。しかしそれは僕だけで決められるものじゃないんだ。

難しい時間だ。ここはいつも夢見ていた場所だ。家族、友人、そして世界最高のファンにサヨナラを言うことになるかもしれない。

こんなに早くプロデビューできるとも、レアル・マドリーでプレーするために17歳でクラブを離れられるとも、全く予想していなかった。

まだ決めていないんだ。ただ、数日後には皆が知ることになると思う。

フラメンゴとレアル・マドリー、そして代理人が決めることだから」

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