先日ガーナ・プレミアリーグのアドゥアナ・スターズと契約し、再び現場に復帰した八橋健一監督。

ガーナ国内リーグは現在協会の汚職疑惑の影響を受けて停止されているが、アドゥアナ・スターズは昨季のリーグ王者であるため、CAFコンフェデレーションズカップに出場している。

CAFコンフェデレーションズカップは、アフリカ大陸のコンペティションとしてはCAFチャンピオンズリーグに次ぐ位置づけのもの。

UEFAチャンピオンズリーグに対するヨーロッパリーグのような立場で、アフリカ全土で行われるクラブの選手権だ。

アドゥアナ・スターズはグループAで第2節までを1分け1敗で終え、最下位に沈んでいた。

急遽就任した八橋健一監督にとっては、わずか6日間の準備で第3節に望まなければならない状況だった。

そして18日に迎えたASヴィータ(コンゴ民主共和国)戦、アドゥアナ・スターズはホームで2-1と勝利を収めることに成功した。

最後に国内リーグの試合をしたのは43日前という状況ながら、開始からわずか4分で先制点を奪取するなどいいスタートを切る。

さらに10分にもかつてニースに所属したこともあるMFヤハヤ・モハメドが追加点。その後フリーキックから失点を喫するも、リードを守りきって勝利をあげた。

『Footballghana』によれば、八橋健一監督は「勝利にとても興奮しているし、選手たちが試合で見せた仕事倫理と態度に満足している。この大会での競争に戻るために勝利を得ることは重要だった。我々はさらに構築を進めていく。もっとやらなければならないし、それができると信じている」と話したとのこと。

八橋健一監督はガーナでハーツ・オブ・オーク、インターアライズと率いてきたが、最初に指揮した公式戦は全て勝利している。

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