ついに8月を迎え、欧州主要リーグでは新シーズンの開幕が近づいてきた。
『Daily Mail』によれば、イングランドでは今季から「監督に対するイエロー・レッドカード」が導入されるという。
この新ルールが導入されるのは、プレミアリーグを含めたイングランド5部までのリーグ戦と、FAカップやカラバオ・カップなど国内カップ戦。
ただし、プレミアリーグだけは審判が監督に対してカードを提示するのではなく、口頭で警告になるという。2~5部とカップ戦では、実際に監督にカードが突きつけられる。
警告の対象になるのは、口汚い言葉、ペットボトルの蹴り上げ、皮肉を込めた拍手など。また、過度にVARを要求した場合も、警告対象になるとのこと。
そして、1試合で2度のイエローカードを受けると、レッド―カードを提示されて退席処分になる。
イエローカードを4枚貰った監督は累積警告によって、1試合のベンチ入り禁止処分を科される。イエロー8枚で2試合のベンチ入り禁止、12枚で3試合BAN、16枚以上になるとFAから告発も。
選手の場合は累積警告が前半戦終了時にリセットされるが、監督の累積警告はリセットされないとのこと。
監督に対するカードの提示はAリーグのほか、オランダでも新シーズンから導入されることが決まっている。