『Le10Sport』は23日、「ACミランはPSGのフランス代表MFアドリアン・ラビオの獲得を検討している」と報じた。

今夏のマーケットでラツィオのセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチを獲得しようとしていたものの、経済的な問題で失敗していたミラン。

その代わりにチェルシーからティエムエ・バカヨコを獲得して中盤を強化したが、さらに補強を行いたいという意思を持っているようだ。

記事によれば、ミランのフロントスタッフとなったレオナルド氏とパオロ・マルディーニ氏は、数週間アドリアン・ラビオの代理人と交渉を行ってきたという。

もちろんレオナルド氏はかつてPSGのディレクターとして働いていた経験があり、ラビオとは旧知の仲である。

ラビオは現在PSGとの契約更新を拒否しており、このままであれば今季終了時にはフリーエージェントとなる。そのため冬のマーケットで売却される可能性も示唆されている状況だ。

ラビオにはユヴェントスやローマ、レアル・マドリー、バルセロナなども関心を抱いているとのこと。

PSGは年間720万ユーロ(およそ9.3億円)という巨大な給与を提示しているが、メディアでは「他のクラブは年1000万ユーロ(およそ12.9億円)を提示できる」と伝えている。

あとはラビオの曲者代理人として知られる母ヴェロニクがどうするか…。

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