『Times』は26日、「マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに書かれている『ギャリー・ネヴィルの14か条』が明らかになった」と報じた。

マンチェスター・ユナイテッドのユースで育ち、トップチームでキャプテンとしてプレーしたギャリー・ネヴィル。現在は『Sky』で解説者を務めていることで知られる。

オールド・トラッフォードで19年間を過ごしたネヴィルは、ユースに所属している選手たちに対してこんな「14か条」を記しているという。

1:従うべき人を選べ

2:常に全力を尽くせ。君たちはまだマンチェスター・ユナイテッドにたどり着いていないのだから、毎日常に最高レベルであれ

3:サッカーを始めた理由を常に忘れるな。お金や名声、女性、車などを手に入れる手段ではなく、それ自体を愛したからだと

4:責任を持て。自分のためになることをやり、他人がやることを当てにするな。自分のことは自分で決めろ

5:自分のパフォーマンスを分析し、評価しろ。自分自身がコーチになれ

6:強い仕事倫理を持て。誰よりも努力し、君より才能を持っている選手を追い越せ

7:自分が持っているものをすべて仕事に費やせ。さすれば後悔はない

8:個性とパーソナリティを持つべし。日々成長し、マンチェスター・ユナイテッドでプレーするために

9:リスクをとれる男であれ。それは違ったリーダーシップになる

10:成功と失敗は、コインの表と裏だ。どちらを経験しても、その時の感情を処理しなければならない。バランスを保つべし

11:自分自身のこと、自分のためになるものを学べ

12:偶然に頼るな

13:成功への道のりは人によって違い、「最短距離」で頂点に上り詰められる選手はわずかだ。自分の道を探すべし

14:怪我に対処する能力は肝心だ。強い精神を持って対処すべし。怪我は体を強くできるチャンスだと思い、今後の挑戦に向けて心をリセットせよ

こんな「先輩」に支えられたら…マンチェスター・ユナイテッドの下部組織が実績を残してきたのは、このような偉大な選手のアドバイスあってのことなのかもしれない。

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