リーグアン第11節、マルセイユ対PSGのフランスダービーがヴェロドロームで行われた。
結果は0-2でPSGが勝利。後半20分に先制点ゴールを叩き出したのは、キリアン・エムバペだった。
この試合はフランス最大の一戦とも言われているが、この日のエムバペはまさかのベンチスタート。
その理由は、ミーティングに遅刻したエムバペとアドリアン・ラビオに対して、トーマス・トゥヘル監督が制裁を科したためと報じられていた。
その話を指揮官とネイマールが認めた。『Globo』が伝えている。
ネイマール
「(チームの)スケジュールを尊重しなければいけない。彼らはその点で不手際があった。
彼らが素晴らしい選手で、チームにとって大事なのは分かっている。そのせい(2人の不在)で僕らは苦しんだからね。
でも、これはチーム内部の話だ。キリアンが投入され、結局は試合を片付けてしまった」
トーマス・トゥヘル(PSG監督)
「懸命に考えなければいけなかった。選手がミーティングに遅刻したのに罰さなければ、それは規律上の問題になる。
私は悲しかったよ。彼を罰さなければいけなかったのでね。
(自分が?)したことは好きではない。今日はちょっと難しいね。個人的にはいい夜ではない」
リーグ開幕11連勝となったPSGだが、指揮官の心中は複雑だったようだ。それでも、主力であっても特別扱いはしないというメッセージは選手に伝わったはず。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名