『RomaToday』は12日、「イタリア6部リーグで審判が暴行され、病院に運ばれる事件が起こった」と報じた。

当該の事件はヴィルトゥス・オリンピアとアトレティコ・トレノーヴァの試合後に発生したという。

ホームで戦っていたヴィルトゥス・オリンピアには2枚のレッドカードが提示されており、アディショナルタイムのゴールでアトレティコ・トレノーヴァが2-3と勝利した。

その判定に納得できなかったホーム側のサポーターは、ドレッシングルームに繋がる障壁を破って侵入し、審判を務めていた24歳のリカルド・ベルナルディーニ氏を暴行したという。

ベルナルディーニ氏は殴られたうえにコンクリートの地面に叩きつけられ、頭部を負傷したことで意識を失ってしまったとのこと。

すぐさま救急車で運ばれたベルナルディーニ氏は、頭部に3針を縫う裂傷を負ったほか、10日の経過観察が必要になったとのこと。

この暴行を行った2名の男性は事件後に逃走している。両クラブはどちらも関与を否定しており、お互いに関係のない人物によるものだと主張しているという。

犯人はおそらくヴィルトゥス・オリンピアの熱狂的サポーターだと考えられており、監視カメラから犯人を特定するための捜査が行われている。

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