日本代表DF長友佑都がプレーするトルコ1部リーグ。
このほど行われた第13節、カイセリスポル対トラブゾンスポル戦でこんなシーンがあった。
Ekuban'ın gözyaşları #Trabzonspor pic.twitter.com/a5ZLJAnM6D
— Fanatik (@fanatikcomtr) 2018年12月1日
彼は後半37分に決勝ゴールを叩き出したトラブゾンスポルFWケイレブ・エクバン。投入から8分後に得点を奪ってみせたのだが、その直後に走りながら泣いていたのだ。
エクバンはリーズからレンタル中の24歳。ガーナ人の両親のもとイタリアで生まれた選手だ。
『haberturk』などによれば、今週母親が急死したエクバンは葬儀のためにイタリアに急遽帰国していたそう。それでも母のためにも…と試合出場を直訴すると母に捧げるゴールを決めたという。
ケイレブ・エクバン(トラブゾンスポルFW)
「母を亡くし、非常に難しい状況だった。
彼女の死の後にやらなければいけないことを自分はやったんだ。
全ての感情を脇に置いて、ピッチに出なければいけなかった。こういう形で母親に敬意を払うことが出来て誇りに思う。
例えどんなにトンネルが暗く見えても、常に神様が見守っていることを信じなければいけないよ。
どんなに暗いトンネルでも絶対に出口はある」