アルゼンチンの古豪ベレス・サルスフィエルドとキットサプライヤーのKappaは3日、1968年のリーグ初優勝から50周年を記念した特別ユニフォームを発表した。

当時のリーグはアルゼンチンの5大クラブ(リーベル・プレート、ボカ・ジュニオルス、インデペンディエンテ、ラシン・クラブ、サン・ロレンソ)が幅を利かせていた時代。それゆえに、この優勝は快挙と讃えられた。

初優勝当時のデザインを再現したこの超クラシックなユニフォームは、発表当日に行われたロサリオ・セントラル戦でお披露目。試合は2-0で勝利を収めている。

2018-19シーズンの新ユニフォーム情報はこちら!

CA Vélez Sarsfield 2018 Kappa 'Homenaje 68'

このレトロなデザインのキットは1968年のチームへのオマージュで、当時のユニフォームデザインを再現している。どのくらいの再現力かというと…。

これが当時のチーム写真だが、ほぼ完璧!ちなみに、現役時代は名ストライカーとして、そして指導者時代は南米の名将と謳われたカルロス・ビアンチも当時のメンバーだった。

襟と胸のV字は1968年当時と同じネイビー。エンブレムとメーカーロゴも同系色でプリントしているため、まったく目立たない。現在は日本企業の「HITACHI」がメインスポンサーだが、キットに敬意を表してか、企業ロゴマークを胸から外している。

ネームナンバーもご覧の通りレトロな雰囲気。シャツに縫い付けているかのようなステッチ(点線)がユニークだ。番号には「68」と、初優勝を示す一つ星をプリント。

コンプリートルックはこんな感じで、パンツとソックスのデザインもレトロな雰囲気を演出。

この特別デザインのユニフォームは、初優勝年にちなんで1968着の限定販売。シャツの裾にはエディション・ナンバーが入る。第1回目の販売では400着が即完売になったとのこと。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら