エジプト1部リーグのピラミッドFCは、「ラモン・ディアス氏を新監督に迎えた」と公式発表した。

ピラミッドFCは昨年夏にアル・アシューティというクラブが再編されて生まれた新しいチームだ。

サウジアラビアの王族であるトゥルキ・アル・シャイフ氏がクラブを買い取ったことで大きな資金力を獲得し、代表選手を一挙に補強した。

しかし、体制が大きく変わったことで混乱も。チームを率いていたアルベルト・ヴァレンティン監督は3試合で解任され、アルゼンチン人のリカルド・ラボルペ氏が招聘される。

だがそのラボルペ氏は7試合で3勝3分け1敗とあまり結果がでず、10月末で解任。元エジプト代表のホッサム・ハッサン氏が指揮を執ることになったが、結局先日ザマレクと引き分けた後に解雇された。

そして今回、2018-19シーズン4人目の監督としてラモン・ディアス氏が招聘されることになり、2月4日のアル・ダフリヤ戦から指揮を執るそうだ。

ピラミッドFCは現在20試合を戦って10勝9分け1敗の2位。しかし1位のザマレクは17試合、3位のアル・アハリは15試合しか消化していないため、それほど安泰な状況ではない。

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