20日にフォルクスワーゲン・アレーナで行われた国際親善試合ドイツ対セルビアは、1-1というスコアで終了した。
しかし最も注目を集めてしまったのは試合終了間際の1プレー。セルビア代表で途中出場したFWミラン・パヴコフが、ルロイ・サネに対するタックルで一発退場したのだ。
さらにそのタックルは脚を横から激しく踏みつけるものであり、サネの足首と膝に対して大きな圧力がかかっていた。
ドイツ代表のヨアヒム・レーフ監督は試合後に以下のように話し、パヴコフのプレーを批判したという。
ヨアヒム・レーフ
「あれは悪質なファウルだった。サネは大きな怪我をせずにラッキーだったよ。
あのようなタックルはしばしば骨折を招くことがあるものだ」
この試合ではコーナーキックから12分にセルビアが先制。ドイツのクリアボールがセルビアの選手にあたり、跳ね返ったところをルカ・ヨヴィッチが押し込んだ。
しかし後半にセルビアのパスミスからドイツがショートカウンターを成功させ、途中出場のレオン・ゴレツカが同点ゴールを決めている。
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ドイツ代表はこのあと敵地に乗り込み、24日にオランダとのEURO2020予選を戦う予定となっている。