『L'Equipe』は2日、「フランスサッカー協会(FFF)会長のノエル・ル・グラエ氏は、クレールフォンテーヌ・アカデミーを中国に進出させるプランを発表した」と報じた。

先日中国の習近平主席がフランスを訪れた際、フランスのエマニュエル・マクロン大統領に対して「スポーツ交流の強化」「北京にトレーニングセンターを設立することによる技術移転」について話していた。

それを受けてFFF会長のノエル・ル・グラエは以下のように話し、中国にクレールフォンテーヌを設立する準備はあると語った。

ノエル・ル・グラエ

「我々は中国にオフィスを持っている。そこにクレールフォンテーヌのような施設を作る準備があると言われている。

少なくとも、小さなクレールフォンテーヌのようなものを建設することにはなるだろう。

我々は、我々のサービスを売っていく。クレールフォンテーヌがどのように運営されているか。練習コース、健康管理、理学療法…そのようなノウハウを持っている。

このようなプロジェクトが『最初の』ものになるだろう」

クレールフォンテーヌ・アカデミーはフランスが国立で運営しているサッカー選手育成育成機関で、ティエリ・アンリやブレーズ・マテュイディら多くのタレントを輩出してきた名門だ。

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なお、クレールフォンテーヌにはすでに若い中国人研修生を受け入れるためのパートナーシップが存在しており、技術の提供が行われている。

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