26日、名古屋グランパスはテクムズと契約を締結したことを発表した。契約期間は2020年1月31日までとなっている。
テクムズとの主なパートナー契約締結内容はプレスリリースによると以下となっている。
- スタジアムでのテクムズ新技術の実証実験
- デジタルサイネージでのCM放送
- Twitterスタメン選手バナーへの社名ロゴ掲出
この中で特に印象深いのが顔認証AI「顔パス」で入場の円滑化やセキュリティの向上を図ろうという点だ。
音楽のライブなどで採用され始めている新技術でチケットが個人の顔と紐づけられており、顔認証での入場が可能になるというものだ。
チケットの転売などを防ぐことができ、希望しないレアチケットの価格の高騰化を防ぐことができる。一方で、家族間で体調が悪くなったので譲り渡すとか、そうした受け渡しもできないという欠点があり今後の対応が期待されている。
名古屋グランパスはすでにQRコードでのチケットレスでの入場システムを行っており、さらに一段階先へ進むこととなる。
また、プレスリリースでは、
名古屋グランパス様は「サッカーを通じて、日本、アジア、そして世界を目指す」とのコンセプトをお持ちで、テクムズの「最先端AIに日本のこころをのせて、世界を目指す」のコンセプトと完全に合致しています。テクムズは名古屋グランパス様とともに名古屋から世界を目指します。
とコメントしている。
Jリーグでの新しい取り組みに期待したい。