冬と夏の恒例企画。今回も、この夏の移籍市場で「Jリーグへやって来るかもしれない外国籍選手」を紹介したい。

夏の補強のキーワードは「ピンポイント」かつ「即戦力」。予算に限りがある中で、いかにシーズン終盤を乗り切っていくのか。各クラブは前半戦でのウィークポイントを埋め、俗にいう「外れる」ことのない選手を補強してくることだろう。

一方で、大物外国人選手の加入が多いのもこの時期。欧州主要リーグや中東リーグのシーズンが終わり、 契約切れの大物選手を狙った移籍劇も注目される。

昨年公開した「Jリーグにやって来るかもしれない外国籍選手11人(2018夏編)」ではレオ・ミネイロ(福岡)、ピーター・ウタカ(徳島)の“来J”を的中させた。

今回もやって来る選手はいるだろうか。選りすぐりの総勢12名。ぜひご覧ください。

マルクス・ベリ

Marcus Berg

国籍:スウェーデン
ポジション:FW
年齢:32歳
所属:アル・アインFC(UAE)

長年に渡りスウェーデン代表として活躍したベテランストライカー。

186cmの長身から繰り出されるヘディングとポストプレー、また老練な駆け引きからのシャープな一撃でこれまで多くのゴールを記録してきた。一昨シーズンから日本代表DF塩谷司(30)もプレーするUAE1部リーグの名門アル・アインFCに在籍。

アインでは移籍当初こそ得点を量産したものの、今シーズンは13試合連続ノーゴールに陥るなど終盤に大ブレーキ。チームと共に不甲斐ないシーズンを過ごした。

既にベリ本人は今シーズン限りでの退団を明言済み。現在は古巣のIFKヨーテボリの他、世界各国のクラブから照会があるとのこと。

UAEでは「落ち目の選手」とのレッテルを貼られてしまったが、Jリーグへ環境を変えればまだまだ活躍できるはず。サンフレッチェ広島に今季加入した元スウェーデン代表MFエミル・サロモンソン(30)に続くスウェーデン人Jリーガーの誕生なるか。

【Jに来るかも知れない度】★★

【Jで活躍するかもしれない度】★★★★★