いよいよ開幕を迎えたFIFA女子ワールドカップ。
なでしこジャパンこと日本女子代表はアルゼンチンとのグループステージ初戦に0-0で引き分けた。
試合後、アルゼンチン選手たちは物凄い喜び様だった…。まさに歓喜爆発だ。
#FIFAWWC | Resultado histórico del seleccionado argentino de fútbol femenino. Empate con sabor a triunfo frente a un equipo de Japón que fue campeón en Alemania 2011 y subcampeón en Canadá 2015, los últimos dos mundiales. #VamosLasPibas pic.twitter.com/pJU5UHkIc5
— TyC Sports (@TyCSports) 2019年6月10日
終了直後に守護神コレアはピッチに突っ伏し、そこに駆け寄ったDFコメッティは泣き出さんばかりの表情だった。他の多くの選手たちも感情的に…。
アルゼンチンといえばサッカー強国のイメージがあるが、女子では立場が異なる。なでしこがFIFAランキング7位なのに対して、アルゼンチン女子は37位。
つまり、格上相手に勝点を得られたことに歓喜していたというわけ。しかも、12年ぶりのワールドカップ出場でアルゼンチン女子として史上初の勝点獲得でもあった。
アルゼンチンメディア『Ole』では、「だから彼女たちは感情を爆発させた」などと報道。「日本と引き分けた後、彼女たちは途方もない喜びに抱き合った。歴史的な瞬間だ。初めてW杯での勝点を勝ち取った。前回大会準優勝の日本と渡り合ったのだ」などと伝えた。
また、『TyC Sports』でも「アルゼンチンが日本と歴史的な引き分け」などと伝えている。
【関連記事】女子ワールドカップに出場する最強スターTOP10
試合後、10番を背負うキャプテンのバニーニはこう述べていたそうだ。
エステファニア・バニーニ(アルゼンチン女子代表)
「私達はとても嬉しい。日本のほうが上だということは分かっていた。自分たちはスマートな試合をして、たくさん走らなければならなかった」
なでしこが第2節で戦うのは、FIFAランク20位のスコットランドだ。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名