サッカー界はこの数年選手の価値が急速に上昇しており、クラブ間で取引される際の移籍金の額もうなぎのぼりだ。毎年のように記録が更新されるような状況である。

それとは逆に、移籍したい選手たちはそのクラブでの状況が悪化してでも契約の満了を待ち、フリーエージェントで退団を求めることもある。

今夏のマーケットはまだ初日が終わったばかりだが、すでにフリーで移籍することが決定した「0円のスーパースター」を特集しよう。

アーロン・ラムジー(アーセナル→ユヴェントス)

昨季アーセナルとの契約が最終年度を迎えていたラムジー。他のクラブとの交渉が可能になる1月からユヴェントスへの移籍が濃厚だと言われ、2月11日に正式に加入が決定している。

2008年からアーセナルで長く活躍を見せてきた経験豊富な選手であるが、イングランドのリーグ以外でプレーするのは今季が初めてとなる。マウリツィオ・サッリ監督の下でどのような役割を果たすのか注目だ。