ウナイ・エメリ体制2年目を迎えるアーセナル。この夏の移籍市場では、ウィルフリード・ザハやレアル・マドリーのスペイン代表FWルーカス・バスケスらウィンガーを補強ターゲットにしているという。

ここでは、『Sportskeeda』による「アーセナルがバスケス獲得を避けるべき理由」を見てみよう。

若手たちのプレータイムを制限してしまう

31試合で1ゴール3アシストに終わった昨季のバスケス。その取るに足らないスタッツに特筆すべきものはなく、グーナーたちはいかなる興奮も抱かないだろう。

彼の攻撃面のスタッツは、アレックス・イウォビ(3ゴール7アシスト)、ヘンリフ・ムヒタリャン(6ゴール4アシスト)と比べても物足りない。

その一方で、リース・ネルソンやエミール・スミス=ロウらアーセナルアカデミーのスターたちは素晴らしい輝きを放っている。特にホッフェンハイムから復帰してきたネルソンは、アーセナルで地位を得られるかもしれない。

だが、もしバスケスを獲得すれば、彼らのような若手たちのプレータイムが減ってしまうだろう。それは、グーナーにとって理想的なシナリオではない。