――なるほど。昨今のスパイクはモデルチェンジが早いですが、個人的に好きなカラーがあれば教えてください。

白です(即答)。

――これまで日本、ドイツ、フランスのクラブでプレーしてきました。それぞれの国でピッチの感触はやはり違いますか?

日本もドイツも、フランスも違いますね。ただ、スタジアムによります。

マルセイユは比較的、やりづらいと思うんですが、自分たちが慣れているので相手はすごく滑りますね。僕らは分かっているので結構長めのスタッドを使っています。

一方で、固定式でもできるんじゃないかという綺麗なスタジアムもあります。本当にスタジアムによって違いますが、全体的に見ると日本よりも重いピッチが多いです。

試合では取替式しか使いません。ポジション柄ですけど、ディフェンダーなので滑って失点してしまえば次のチャンスはないですし、しっかり責任をもってやらなければいけないポジションなのでそこは第一に考えています。


同じ欧州、しかも隣国であるドイツとフランスでもピッチ感覚が違うというのは少し意外だった。

マルセイユのホームであるヴェロドロームは、選手にとって「プレーしづらい」ピッチであるようだ。ただ、それを逆にホームアドバンテージとして生かしているという。

たしかに、酒井がヴェロドロームで着用しているスパイクを見ると、取替式、しかも長めのスタッドを装着していることが分かる。

マルセイユの試合を見る際は、相手選手がピッチに苦労しているかなどもチェックしてみると面白そうだ。

こんな点も“サッカーの楽しさ”の一つといえる。

新しい『マーキュリアル 360』を含む、ナイキの新作スパイクコレクション「ニューライツパック (New Lights Pack)」は、本日7月26日より一般販売が開始されている。

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