ボルトン・ワンダラーズは28日、「クラブとホワイツ・ホテルの所有権の売却が完了した」と公式発表した。
ホワイツ・ホテルはボルトンの本拠地マクロン・スタジアムに直結した宿泊施設で、クラブの大きな資産の一つとなっていたもの。
クラブの保有権と合わせてフットボール・ベンチャーズという会社がそれを取得することが決まり、今後新しい監督や選手の獲得プロセスを進めていく方針だという。
📰 Breaking: We are pleased to announce the sale of Bolton Wanderers to Football Ventures (Whites) Limited has been completed.
— Bolton Wanderers FC (@OfficialBWFC) August 28, 2019
👉🏻 https://t.co/HUrXBKeVB2#BWFC 🐘🏰
今夏深刻な経営難に悩まされていたボルトンは、数カ月に渡って選手やスタッフへの給与支払いが滞っていた。
その結果ストライキが発生し、昨季のリーグワン(3部)最終節を行うことができず。
さらに今季は12ポイントの勝点剥奪処分を受けてのスタートとなっており、大半がU-21~23の選手で構成されたチームは1分け3敗と苦戦している。
しかもまだ昨季最終節を開催できなかった件についての罰則は課せられておらず、今後何らかの処分があると考えられている。
ベリーFCのようにリーグからの追放処分を受けることは避けられたとはいえ、3部の最下位に沈むボルトンにとって今季は非常に厳しいものになるはずだ。果たして降格を避けられるのかどうか…。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名