今夏PSGからバルセロナへの移籍が噂されていたネイマール。
結果的にはその交渉はうまくいかず、移籍期間が締め切りを迎えたために破談となっている。
『BBC』が掲載したギジェム・バラグ氏のコラムによれば、バルセロナが書面で正式にオファーを出したのは1回のみだったという。
バルセロナはアントワーヌ・グリーズマンの獲得によって借金がかさんでおり、ネイマールに必要な2億1500万ユーロ(およそ251.7億円)を調達できなかった。
そのため8月27日に1億1500万ユーロ(およそ134.6億円)+1500万ユーロ(およそ17.6億円)のボーナス+トディボ、ラキティッチ、デンベレの貸し出しというオファーを書面でPSGに送った。
PSGは最低1億5000万ユーロ(およそ175.6億円)を求めていたが、それを伝えられたネイマールは2000万ユーロ(およそ23.4億円)を自ら負担することにも同意していたそう。
ただ、選手が移籍金を負担するということ自体がフランスの規定で認められておらず、結局は交渉がまとまらずに終わったようだ。
そして『Cadena SER』によれば、このネイマール獲得の失敗によってリオネル・メッシとバルトメウ会長の関係が悪化しているという話も。
先日行われたUEFAチャンピオンズリーグの組み合わせ抽選会において、バルトメウ会長はメッシを避けていたとのこと。理由は「ネイマール獲得失敗の説明をしたくなかったため」だとか。
32歳になるメッシは自身の後継者としてネイマールの復帰を求めているとも。来年夏のマーケットで獲得は可能であろうか…。
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