サウジアラビアなど一部中東諸国では女性のサッカー観戦が許される国も出てきた。

そうした中、『Telegraph』がショッキングなニュースを伝えている。

イランで男性のふりをしてスタジアムでサッカー観戦をしようとした女性が警察に逮捕拘束された。その後、この女性は逮捕への抗議としてテヘランにある裁判所の外で自らに火を放ったという。

『Rokna news agency』によれば、サハールという名の女性は病院へ搬送されたものの、命に関わるほどの大やけどを負ったとのこと。

「女性のドレスコードを無視して公衆を侮辱した」罪に問われたという女性は拘束された後に出廷のために釈放されていたようだ。

6か月間の懲役になる可能性を伝えられていた彼女は葬儀に参列するために裁判の延期も訴えていたそう。建物から出てきた後、多くの人がいる前で自らに火をつけたという。

使ったのはガソリンで全身の90パーセントに火傷を負っており、集中治療室で治療を受けている。

1979年のイラン革命以降、女性のスタジアムでのサッカー観戦は禁止されているそう。ただ、女性の権利を訴える運動によって、近年では指定された地区で配偶者が同伴した場合に限ってバレーボールの試合観戦が許されるようになったとも。

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