2015年からリヴァプールを指揮するユルゲン・クロップ監督。
現在の契約は2022年までとなっており、今後の去就が注目されている。
そうした中、代理人を務めるマルク・コシツケ氏が「イングランドの悪天候が退団要因になりえる」旨の発言をした。
ただ、クロップ本人はこの発言をジョークだと一蹴した。『Liverpool Echo』によれば、CLナポリ戦に向けた会見でこう述べたという。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「彼はジョークを言いたかったんだと思うよ!
でも、真剣にならなきゃいけないね。
天候については多くのジョークを言えるから、特に(ナポリの会見場で)クレイジーなほど汗を欠いている時はね。
あれはドイツ人のユーモアであり、誰もそうは受け取らなかった。
決断するうえや街を選ぶうえで、自分にとって天候が大事になったことは一度もない。
リヴァプールの天候は常にいいわけではない、特に冬はね。でも、3月と9月は想像しているよりもいいよ」
「私は2015年10月にやってきたけれど、『10月にリヴァプールには行くな』って歌うこともできた。
3月までの5か月はあまりよくなくて、厳しかったね。
天気については何度か話してきた。でも、フットボールに影響があったのは風だ。
それはイングランドでも許されていないし、自分がこの国を離れる理由にはならない。
リヴァプールの天候には完全に満足しているよ。今のこの部屋とは正反対さ!だから、かなり楽しんでいる」
「あの話には何もなかったよ。(コシツケの発言は)爆弾だったので、みんながそれに飛び付いた。
彼は私のエージェントであり、友人だ。
友人は彼らの好きなことを言えるし、誰も彼のジョークを分からなかった。そういうことさ」
代理人は天候を過小評価してないけないとも述べていたが、クロップとしてはあれは冗談ということのようだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ