直近の公式戦5試合で4勝1分と調子を上げつつあるアーセナル。そのなかで存在感を見せ始めているのが、今季新加入の18歳ガブリエウ・マルチネッリだ。

プレミアリーグではまだ6分しかプレーしていないものの、リーグカップとUEFAチャンピオンズリーグで2試合連続2ゴールをマーク。ELスタンダール戦で叩き込んだ先制点がこれだ。

キーラン・ティアーニーのクロスをニアで見事に合わせてゴール!フリーだったとはいえ、巧みなヘディングだった。 

この日はトップで起用されたマルチネッリ。ウナイ・エメリ監督は、ブラジルでは最前線でプレーしていたものの、彼に最もいいのは左ウィングとも述べている。

そんなマルチネッリについては、あのマイケル・オーウェンも賞賛。『BT Sport』でこう述べた。

マイケル・オーウェン

「彼は才能あるタレントに見えるね。自分はこの子が本当に好きだよ。

ボールはサイドで準備されていて、そこにいた彼は関わろうとしていた。

だが、ボールか(中央に)放り込まれようすると、彼はボックス内に戻ることに注力を切り換えた。そこが素晴らしい。

ディフェンダーからは見えないところに居続け、最後にボールへと動くのは常にいいことだよ。

単なるゴールスコアラーでボールに関心がないならばライン間にいるだろう。

でも、DFの後ろに隠れてから中に割り込んでいく彼のやり方は本当に好きだね」

DFの見えない位置に隠れてから、飛び出すという動きをすでにマスターしているようだ。エメリ監督はマルチネッリの主戦場はあくまでウィングと考えているようだが…。

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