先日行われたニューカッスル・ユナイテッド対マンチェスター・ユナイテッドの試合は意外な結果に終わった。

下位に沈んでいるニューカッスルが、調子を落としているマンチェスター・ユナイテッドを1-0で撃破。しかも決勝点を決めたのはデビュー戦の19歳マティ・ロングスタッフであった。

兄のショーン・ロングスタッフとともに起用された彼は、72分にミドルシュートをゴールに叩き込んでみせた。

また、スタンドでは父親のデイヴィッド・ロングスタッフも観戦していたとのこと。ちなみに45歳の彼はイギリスアイスホッケーリーグ3部のホイットリー・ウォリアーズで選手兼監督を務めている現役アスリートである。

ロングスタッフの家族は先週末、金曜日に揃ってインド料理点に行き、ともにカレーを食べたとのこと。そして土曜日には兄ショーンと弟マティでサッカーの試合を観戦しに行ったそう。

それはノーザン・リーグ・ディビジョン1に所属しているノース・シールズというクラブの試合だった。彼ら兄弟の故郷にあるチームで、ふたりとも名誉シーズンパスを保有しているのだそうだ。

【関連記事】BBCが選定!「プレミアリーグ、ガチで見るべき10代の宝石たち」

ニューカッスルというイングランドでも有数のクラブでプレーしながら、故郷のクラブを公に応援するという文化。まさにサッカーの母国イングランドだと感じられる事実だ。

【厳選Qoly】新潟愛は永遠!アルビレックス新潟が「世界」に送り込んだ“最強”日本人6名