イタリア代表とキットサプライヤーのPumaは7日、グリーンを基調とした新サードユニフォームを発表した。

フィールドプレーヤー用としては極めて珍しいこの色のユニフォームは、そのデザインコンセプトから「RENAISSANCE KIT(ルネッサンス キット)」の名が付いている。

Italy 2019 Puma Third 'Renaissance Kit'

イタリアといえば、定番のキットカラーはホームがブルーでアウェイはホワイト。そこに今回はグリーンという第3の色が加わった。しかもサードキットの存在自体が珍しいので、このルネッサンスキットはかなりレアな一着と言える。

今回のデザインコンセプトは、14世紀にイタリアで起こったルネッサンス(またはルネサンス)と呼ばれる文化運動。ユニフォームは、そのルネッサンス時代を象徴する柄・模様や建築からインスピレーションを得たデザインとなっている。

イタリアは過去に一度だけ、グリーンのキットを着用したことがある。1954年12月、スタディオ・オリンピコ(ローマ)で行われたアルゼンチン戦。この試合でグリーンのキット「Maglia Verde(マーリア ヴェルデ)」を着用したイタリアは2-0で勝利した。今回のサードは、そのキットカラーを継承している。