現在バルセロナでスポーツディレクターを務めている元フランス代表DFエリック・アビダル。
彼は選手時代に肝臓の悪性腫瘍が発覚し、移植手術の末にピッチへ復帰するという経験をしている。
手術が行われていたのは2012年4月10日のことであるが、この直後からスペイン裁判所は「臓器が人身売買で得られたものである可能性」を示唆し、調査をスタートさせた。
一度はその捜査が終了していたが、2017年4月に新しい情報が得られたことから再開されており、昨年はバルセロナ前会長のサンドロ・ロセイと協力者の会話がリークされていた。
そして『L'Equipe』の報道によれば、スペイン裁判所はアビダルの従兄弟であるジェラール・アルマンを召喚し、11月8日に証人として事情を聞くことにしたという。
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なおスペインでは違法な臓器売買があった場合は提供者と購入者の両方が起訴されることとなり、アルマンが住んでいるフランスでは購入者のみが罰則を受ける法律になっているそう。