今年で35歳になったクリスティアーノ・ロナウド。エル・クラシコを観戦するために古巣レアル・マドリーに初帰還したことが話題になった。

そのロナウドに関するレアル時代の都市伝説がある。ラファ・ベニテス監督が彼にフリーキックの蹴り方を教えようとしたというものだ。

ロナウドといえば、マンチェスター・ユナイテッド時代にこんな超絶フリーキックをぶち込んだこともある。

これは一生語れる伝説!

ただ、あの話は事実ではなかったようだ。現在、中国の大連一方を率いているベニテスは、『Marca』のインタビューでこう述べていた。

ラファ・ベニテス(大連一方監督)

「(クリスティアーノ・ロナウドにフリーキックの蹴り方を教えようとしたというのは事実?)

嘘だよ。そんなことをしたことはない。

我々がフリーキックについて話し合ったのは、オーストラリアにいた時だけだ。

マンチェスター・ユナイテッドではどのように蹴っていたかを分析したと彼に伝えた。

どうやって蹴るかを彼に伝えたことはない。

(ルカ・)モドリッチにアウトサイドでのパスを止めるように言ったこともない」

「(モドリッチとも何もなかった?)

彼に伝えたのは、インサイドでのシンプルなパスの使い時についてだけだ。

チームメイトにとってより楽なので、彼はインサイドキックを使うべきだった。

私も選手だった頃はアウトサイドキックを使ったものさ。でも、10~15メートルのパスだった。

とはいえ、嘘は簡単に拡散されるのさ」

「(<嘘を流布して>あなたを痛めつけたがっているのは誰?)

私以上に分かっている人間もいるよ。だが、私は時間を無駄にはしないし、未来に焦点を合わせている」

レアル時代の都市伝説はウソだという。

なお、大連一方は中国ではなくスペインのマルベージャに滞在中。ベニテスはこんな話もしていたという。

ラファ・ベニテス(大連一方監督)

「(コロナウイルスはどう対処されている?)

我々は毎日なにもかもをコントロールしなければいけない。体温、手洗い…。

トレーニングは普段通りだ、病気の選手などは全くいないからね。

狂気が作り出された。それを制御するのは困難だ。

我々がマルベージャに来てから、ほぼ1カ月になる」

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