新型コロナウイルスの影響により、各国のサッカーシーンは前代未聞の休止状態にある。

そうしたなか、『Number』は「日本サッカー 希望の1ゴール。」という特集を組んだ。

そのなかで興味深かったのは、香川真司が参考にしているというイタリア代表MFジョルジーニョのPK。チェルシー公式がまとめた彼のPKシーンがこれだ。

キック直前に“飛ぶ”ことでGKを無効化!GKを先に倒しておいて、空いたコースに蹴り込んでいる。

このPKに対して、ハダーズフィールドFWスティーヴ・ムニエは「おかしい。彼はPKを蹴る前にジャンプをしており、GKはすでに体を落としていた。なぜ主審が蹴り直しにしなかったのか理解できない」などと抗議。

ただ、ルール上は「競技者が一度助走を完了した後、ボールを蹴るためにフェイントをするのはアウト(ただし、助走中のフェイントは認められる)」と規定されており、ジョルジーニョは蹴る前に止まっておらず、助走のリズムを変えているだけと見なされているようだ。