オーストラリアで展開されていたバルセロナのアカデミーが、先日突如閉鎖されるという事件があったようだ。

世界最大のクラブの一つであるバルセロナは、各国に名前が冠されたアカデミーを持っている。日本にも複数の組織があり、福岡、奈良、葛飾、横浜にスクールがある。

これが福岡校による訪問サッカー教室の様子だ。

『9news』によれば、オーストラリアではシドニーとブリスベンにバルセロナの名を冠したアカデミーが展開されていたという。

ところが、先日この2つのアカデミーが突如閉鎖されることに。その理由は新型コロナウイルスの影響によるものだと発表された。

そして、その生徒約70名の両親はすでに支払っていた代金の返却を求めたものの、それは拒否されてしまったそう。それらは約35万豪ドル(およそ2450万円)に及ぶとのこと。

レポートによると、豪州とカナダのバルセロナアカデミーを運営していた『BCN Sports』は、新型コロナウイルスの影響が及ぶ前からかなり財政的に厳しい状況だったという。

使っていた施設の賃貸料の滞納は数千豪ドルに及んでおり、現在は破産申請を行っていると生徒の両親グループには説明されているとのこと。

そして、お金とともに問題になったのが、突如アカデミーを失った選手がどこでプレーできるのかということ。

そこで救いの手を差し伸べたのが、Aリーグを戦っているブリスベン・ロア。宙ぶらりんになった生徒全員を受け入れ、1シーズンはブリスベンのアカデミーでプレーする権利を与えたという。

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ただ、もちろんそれによってバルセロナアカデミーに支払ったお金が戻ってくるわけではない。両親グループは正式な訴えを公正取引局に提出しており、今後も調査が進められていくようだ。