新型コロナウイルスの影響によってサッカー界は経済的に大きな打撃を受けており、各地に大きな変化がもたらされている。

その一つが選手の価値の下落であり、今夏からは昨年までのような移籍金の急激な高騰は見られないだろうと予測されている。

そして今回『The SUN』や『Metro』が伝えたところによれば、アーセナルはFWピエール=エメリク・オーバメヤングの価格を「2000万ポンド(およそ27.4億円)以上」に設定したとのこと。

オーバメヤングはアーセナルで長くエースとしてゴールを量産してきた選手。97試合で61得点を叩き出し、プレミアリーグで輝く存在だった。圧倒的なスピードでスペースを破り、シュートを叩き込む…そのプレーがこれだ。

前転宙返りのパフォーマンスも今や彼ならでは!

1月にはバルセロナが彼の獲得に動いたものの、5000万ポンド(およそ68.5億円)という価格を聞いて撤退せざるを得なかった…とも言われている。

しかし、オーバメヤングの契約は残り13ヶ月となっており、来季末までしか残っていない。そして選手本人とクラブとの延長に向けた交渉は不調となっている。

そこで、現在アーセナルは「オーバメヤングに2000万ポンド以上のオファーがあった場合は売却、それ以外の場合は来年夏にフリーで退団することを許可する」という意向を持っている…とか。

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ただ、アルテタ監督はオーバメヤングを残留させることに意欲的であり、さらに週18万ポンド(およそ2500万円)という高額の給与を考えれば、それほど多くのクラブが獲得に乗り出せるとは考えにくいとも。

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