今年2月14日、UEFAから「今後2年間ヨーロッパの大会に出場する権利を剥奪する」と言い渡されたマンチェスター・シティ。
理由はファイナンシャル・フェアプレーに関する重度の違反であると伝えられており、同時に2500万ポンド(およそ34.3億円)の罰金も言い渡されている。
しかしマンチェスター・シティ側はそれに対して異議を唱え、のちにスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴を行なっていた。
今回『Sky』などが伝えたところによれば、スポーツ仲裁裁判所はUEFAとマンチェスター・シティに対して3日間に渡るヒアリングを実施し、水曜日にそれが終了したとのこと。
そしてこのあと、CASの仲裁人パネルであるルイ・ボティカ・サントス氏、ウルリッヒ・ハース氏、そしてアンドリュー・マクドゥガル氏の3名による審議が行なわれる予定となっている。
その結果は2020年7月の前半に言い渡されるとのことで、その正確な日付についても今後発表されるそうだ。
昨季はリヴァプールとのデッドヒートを制してプレミアリーグ優勝を果たしたマンチェスター・シティ。デ・ブライネがなかなか出場できないなか、ベルナルド・シウヴァらの再ブレイクもあって勝点を積み上げていった。
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しかし、今季はリヴァプールにかなり大きな差をつけられ、さらに欧州の大会から追放されるという厳しい時間に。もし罰則が撤回されないのであれば、選手の流出もあり得るというが…。
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