adidasが6月1日に発表した新しい試合球『ツバサ スペシャルエディション』。

その名称は、大空を羽ばたく自由、大志の象徴としての翼<ツバサ>の日本語より採用。

古来より日出国日本の太陽が宿る象徴である「八咫烏」にデザインインスピレーションを得ており、革新的で象徴的なアーバンパネルシェイプに大空を羽ばたく自由を表現している。

また、地模様のグラフィック部分には、キャプテン翼の作者 高橋陽一氏がオリジナルで書き下ろした大空翼・サッカー少女 楓を中心にキャラクターがイラストされ、男女問わずすべてのフットボールプレイヤーに向けられたツバサ試合球の特別モデルだ。

このように、ボール全面にキャラクターが描かれている。ファンにはたまらない!

『キャプテン翼』原作者、高橋陽一氏は以下のようにコメントしている。

「最初にこの『TSUBASA × キャプテン翼 スペシャルエディション』の企画を聞いた時は、ボールに描き下ろしのイラストをデザインするという発想に驚き、本当に可能なのだろうか?という思いが率直な感想でした」

「実際に描く段階においては、パネルが独特かつ複雑なので、その形状にうまくマッチさせながら、キャラクターのイラストがボールの中で生きるよう意識をしました。翼と楓の単体、そして男女それぞれの選手たちが集まって喜んでいるシーンの合計4点。個人的には動きのあるイラストが好きなので、躍動感を表現することをイメージしながら描きました。翼たちはもちろん、楓を中心とした女子選手たちの姿も描けたことは、私にとって大きな喜びです。このボールが女子サッカーのさらなる成長と発展につながっていくことを願っています」

「イラストの周辺には、漫画制作において動きや雰囲気を強調する時に使う集中線のようなデザインが施されていて、まるでコミックのような印象がありますね。そのおかげですごく躍動感が伝わってきますし、今までのボールでは見たことのないグラフィックがとても新鮮です」

「『TSUBASA × キャプテン翼 スペシャルエディション』。日本国内はもちろん、世界中のサッカーファンに、そして『キャプテン翼』ファンのみなさんに愛されるようなボールになることを期待しています」

海外でも人気が出そうな『ツバサ スペシャルエディション』。今シーズンのJリーグで試合球として使われる可能性も?

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