42歳のユヴェントスGKジャンルイージ・ブッフォンがセリエAで偉大な記録を打ち立てた。
トリノとのダービーに先発すると4-1の勝利に貢献。これでセリエA史上最多となる648試合出場を達成したのだ(これまでの記録はパオロ・マルディーニの647試合)。
ユーヴェの選手たちは袖に「648BUFFON」という文字をプリントしたユニフォームを着てこの一戦を戦った。
ジャンルイージ・ブッフォン(ユヴェントスGK)
「この記録がかかった試合を待つことは問題ではなかった。シーズンのデリケートな時期なので、もっと長く待ったかもしれない。
今日の自分が抱えていた唯一の緊張は競争(優勝争い?)についてだった。自分のパーソナルベストよりも(試合の)重要性のほうがはるかに大きかった。
これまでの647試合はどうだってかって?自分には多くの夢があった、素晴らしいものも…。
プレーを続ける本当のモチベーションは、自分が元気でまだいいレベルでプレーできるという事実だ。
もし夢中になれるのなら、やり続けるのが正しい。自分は40歳を越えているので、毎月将来のことを考えている。現時点では試合をプレーすることがもっとも幸せだよ。
チャンピオンズリーグ?頭のなかで鳴り響いている、不可避なものさ…」
今季はヴォイツェフ・シュチェスニの控えという立場のブッフォンだが、いまだに勝ち取ったことがないビッグイヤーへの思いも秘めているようだ。
そのブッフォンはかつてCLでこんな超人プレーを見せたことがある。
ピッポを止めた鬼反応は何度見ても異次元…。
【関連記事】「CLで優勝したことのない選手」で世界最強のドリームチームを選んでみた
来季末まで契約を延長したブッフォン。悲願のCL初制覇はなるだろうか。