悲願だったプレミアリーグ初優勝を成し遂げたリヴァプール。一方、リヴァプール女子チームは最下位でトップリーグから降格してしまった。

その女子チームでキャプテンだったDFソフィ―・ブラッドリー=オークランドは新型コロナウイルス禍のなかでサッカーを休業している。

クラブ公式のインタビューに答えた彼女は、家族が経営しているケアハウス(介護施設)の管理者として業務に従事していると述べた。

ソフィ―・ブラッドリー=オークランド(リヴァプール女子主将)

「現在の状況によって、私は決断しなければいけませんでした。それは恐ろしいもので、実際に心配で眠れていません。

介護施設へのリスクがなくなるまではリヴァプールへ戻れないというのが事実です。

フットボールをプレーすることが私の幸せであり、大好きなこと。でも、それに人命ほどの価値はありません。実際、誰かの命が危険に晒されています。

自分にはケアをする義務があります。私には24人の入居者がいて、実際に私は24人の家族と呼んでいるんです。

彼ら彼女らがすでに負っているもの以上のリスクを負わせるようなことはしたくありません」

「私は復帰することを諦めていません。

仕事前のトレーニングは続けていてフィットしています。ケアホームへのリスクがなくなったらいつでも戻る準備はできています。

皆(チームメイト)のことをがっかりさせていると感じているので辛い。

でも、自分は戻ります。常にそう自分に言い聞かせています」

これまでは祖父母と両親が経営してた介護施設の入居者全員に新型コロナの検査をした結果、これまでのところ全員陰性だったそう。

2018年の時点でケアワーカーとして働きながら、子育てもしていたブラッドリー=オークランド。その姿がこちら(以下動画20秒~)。

2分6秒~からのシーンではケアホーム内の様子も撮影されている。

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