ファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)違反によって、UEFAから罰金とチャンピオンズリーグ出場禁止処分を受けていたマンチェスター・シティ。

だが、スポーツ仲裁裁判所はその処分を撤回する裁定を下した(ただし、1000万ユーロ<およそ12.1億円>の罰金は支払う)。

この裁定に対しては、各方面から異論が出ている。リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は「フットボールにとっていい日ではなかった」と述べ、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督も「不名誉」などと発言。

そうしたなか、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が反論した。『Guardian』によれば、こう述べたという。

ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)

「ジョゼや他の監督たちは知っておくべきだ。我々はダメージを受けた、我々は謝罪されるべきであることを。

もし我々が間違ったことをやった場合にはUEFAやCASの決定を受け入れる。

リヴァプールやトッテナム、アーセナル、チェルシー、ウルヴス(ウォルヴァーハンプトン)らが我々を守ってくれるとは期待していない。

だが、我々は自分自身を守ることができる。自分たちがやったことが正しいと信じている時には自分を守る権利がある。

(CASの)3人の判事がそう言った。我々は欧州の全てのクラブと同じルールでプレーしているので、フットボールにとっていい日だった」

「我々はダメージを受けた。人々は我々がチートをして嘘をついていると言っている、何度もね。そこに推定無罪はなかった。

(シティに対する揶揄がなくなれば)いいことだろうが、そうなるとは思わない」

「(シティが)ここにいることについて、リヴァプール、(マンチェスター・)ユナイテッド、特にアーセナルは不快だろう。

だが、我々はここにいるのにふさわしい。ここにいるために許可を求める必要はない」

プレミアリーグの8チーム(リヴァプール、レスター、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ウォルヴァーハンプトン、トッテナム、アーセナル、バーンリー)は、シティのCL出場に反対していたとされている。ペップはそのことをしっかり覚えていたようだ。

また、ペップはラ・リーガのハビエル・テバス会長にも反撃。シティを欧州大会から追放すべきと訴えていた同氏について、「やつはイングリッシュフットボールに嫉妬しているに違いない」と斬り捨てた。

そんなペップがシティFWガブリエウ・ジェズスにいちゃつくシーンがこちら。

顔が近すぎる…。

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さすがにジェズスはちょっと引いていたようだ。

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