香川真司が所属するスペイン2部のレアル・サラゴサ。一時は昇格間違いなしと見られていたが、終盤の大失速で3位に終わり、自動昇格を逃してしまった。
最後の昇格枠をかけた3~6位によるプレーオフの日程がようやく決まるなか、サラゴサが異を唱えた。
チームの大得点源だったコロンビア人FWルイス・スアレスが8月5日をもって退団。新型コロナウイルスによる中断によってリーグ戦が先延ばしになった結果、貸し出し元であるワトフォードへ復帰することになったのだ。
そのルイス・スアレスの凄さが分かる圧巻ゴールシーンがこれ。
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Luis Suárez puso el broche final al partido con el 1-3.#DéporRealZaragoza pic.twitter.com/DSC5p60CfK
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Jornada 29 | #LaLigaSmartBank
Luis Suárez puso el 3-1 definitivo#RealZaragozaDépor pic.twitter.com/O0fK9crQMg
— Real Zaragoza (@RealZaragoza) May 3, 2020
“本家”顔負けの決定力!
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そうしたなか、サラゴサは公式声明を発表。
「チーム内最高の選手のひとりでトップスコアラーであるスアレスの退団によってサラゴサが負うピッチ上でのダメージは修復不可能」であり、プレーオフにおける公平性を欠くことになるなどと訴えた。
そのうえで、今季はある時点で終わらせる必要があるとして、プレーオフ中止と3つの案を提示。
1つ目は、2部の1位~6位チームを全て昇格させ、来季の1部リーグを23チーム編成にするもの。
その他の2つは、(もはや全てのチームが同じ条件でプレーオフを戦うことは不可能なので)プレーオフを戦うチームのなかで最も順位が上であるサラゴサを昇格させるべきというものだ。
ルイス・スアレスはサラゴサの総得点の3割ほどを叩き出していた大黒柱であり、彼がいなくなると別のチームになってしまうのは確かだろうが…。