先日サウジアラビア政府系企業からの買収提案を受けていたとされるニューカッスル・ユナイテッド。
しかしその交渉はサウジアラビアの衛星放送曲「BeoutQ」による試合映像盗用問題なども絡んで破談に。
しかし今回、新たにパリに本拠地を置くベラグラフ・ノヴァ・グループ(BNG)がニューカッスルの買収に動いていることが明らかになった。
その中心となっているのはBNGの創設者であるエヴァンエジェリン・シェンで、支援しているのは共同創設者のネルソン・ローとテレンス・ロー、さらにシンガポールの親族らだそう。
BNGは世界中に31の事業体を保有しており、昨年は120億ドル(およそ1.28兆円)もの収益を上げているという。
この買収にはかつてニューカッスルでプレーした選手アラン・シアラー、そしてマイケル・チョプラも協力しているそうだ。
イングランドの歴史上屈指のストライカーと評価されるシアラー。現在は開設者を務めるが、BNGの買収が完了すれば監督になるとも。
『Indeoendent』によれば、ニューカッスルの現オーナーであるマイク・アシュリー氏との交渉は現在継続されているとのことだ。
なお、エヴァンエジェリン・シェンはカナダ出身のビジネスウーマンで、あのバラク・オバマ氏が創設した基金を強力に支援している人物だそう。
武藤嘉紀も所属しているニューカッスル。もし買収が完了したら、彼の去就はどうなるのだろうか…。
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