『La Repubblica』は16日、「イタリアサッカー連盟(FIGC)は、観客に透明なマスクを着用させることを提案した」と報じた。
今年3月から新型コロナウイルスの影響によって試合が中断され、再開後もサポーターの入場が禁止されたイタリア・セリエA。
2020-21シーズンも今週末に開幕を迎える。それに向けて、公式Youtubeではこんな「見るべき選手」動画を公開しているぞ。
このように素晴らしい選手が躍動するリーグであるが、まだ各スタジアムに観客の入場は許可されていない。
そして現在FIGCはサポーター入場を10月から許可することを目指し、政府にそのプロトコル計画を提案したとのこと。
そこには2.25メートルのソーシャルディスタンスを取らせることの他、「サポーターに透明なマスクを着用させる」というアイデアが含まれていたとのこと。
なぜ透明でなければならないのか?というのは、事件が起こった際にマスクを着用している人物の身元がわからない可能性があるためだそう。
カメラなどで顔が判別しやすい状況でなければ警察の捜査に影響があるとして、マスクは透明でなければならないと考えているとのこと。
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なお、今のところ技術科学委員会はこれに反対しているとのことで、まだ観客入場については未定となっている。