今夏バルセロナの新監督に就任することが決定したロナルト・クーマン氏。早くもルイス・スアレスやアルトゥロ・ビダルらに戦力外通告を行うなど、その指揮権を発動している。

そしてクラブは来週末にリーガの開幕を迎える予定で、その前のジョアン・ガンペール杯も含めて準備を進めている状況。16日に行われたジローナ戦では3-1と勝利し、リオネル・メッシが2ゴールを決める活躍を見せている。

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ところが『Daily Mail』によれば、どうやらロナルト・クーマン氏はまだ「バルセロナで公式戦を指揮する権利がない」という。

問題となっているのは、昨季限りでバルセロナの監督を離れているキケ・セティエン氏の契約だそう。

実はセティエン氏はまだ名目上はバルセロナの監督になっており、正式には解任されたわけではなく、ただ職務から離れているだけだとのこと。

契約解除に向けての話し合いは行われているが、セティエン氏は残っている契約1年分の給与支払いを求めており、クラブ側はそれを拒否している。

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その事務処理がもし完了されない場合、クーマン監督は今季のスタートでベンチ入りが認められない可能性もあるようだ。

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