昨年、アーセナルMFメスト・エジルが中国の新疆ウイグル自治区で迫害されているムスリムへの支持を表明し、イスラム国家たちの沈黙を批判したことは大きな話題になった(彼自身もムスリム)。
そのエジルがSNS上で発したメッセージが再び話題になっている。
「ナイジェリアで起きていることを聞いてぞっとした。これを拡散しよう。#EndSARS 影響を受けた全て人々のことを思っている #EndPoliceBrutality」とつぶやくと、7万近くリツイートされているのだ。
SARSというのは、ナイジェリアの警察部隊「Special Anti-Robbery Squad」のことだ。
『BBC』によれば、警官によって殺害されたとされる男性のビデオが拡散されると、ナイジェリア国内でデモが激化。当局の取り締まりにもかかわらずデモはおさまらず、ナイジェリア政府は特別大統領令を出してSARSを即時解散させたという。
また、SARSのメンバーが誘拐、殺人、性的暴行、拷問、不法逮捕、超法規的殺人、恐喝などを行っていたという嫌疑もあるようだ。
そのSARSと市民らとのやり取りとされる映像もある(以下動画16秒~)。
エジルのツイートはこの動きを受けてのものだ。
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また、チェルシーのイングランド代表FWタミー・エイブラハムも「Dear Nigeria #EndSARS #EndPoliceBrutality」とツイートしている(彼は父親がナイジェリア人)。
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