かつてリヴァプールで活躍した元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード。彼は2018年からスコットランドの名門レンジャーズを監督して指揮している。

『BBC』によれば、そのレンジャーズはこの53年間で最高のシーズンスタートを切ったとのこと。

今季のレンジャーズはリーグ戦15試合で13勝2分と無敗。宿敵セルティック(消化試合数がふたつ少ない)に勝点差11をつける断トツのリーグ首位に立っている。しかも、総得点は41で失点はわずか3!という圧倒的強さを見せているのだ。

直帰の試合でも3位アバディーンを4-0で撃破している。

 

チームが得点を奪っても表情を崩さなかったジェラード。ベンチでの姿も様になっている。

スティーヴン・ジェラード(レンジャーズ監督)

「我々はまた素晴らしいプレーをした。ファイナルサードでの並外れた動きもあった。

非常に満足しているよ」

「この位置(首位)にいたいのは当然だが、謙虚なままでいたいね。

プレーした時は毎回順位表を見ているし、それを否定するつもりはない。

でも、11月の時点で調子に乗ってる監督なんてどこにもいないよ。

また多くの試合が残っているし、乗り越えるには高いハードルも多い。

でも、ハッピーであることは否定しないよ」

そのアバディーン戦ではコロンビア人FWアルフレド・モレロスが途中交代にイラ立つシーンも。ジェラードは「(交代時点で)4-0だったし、彼はいいプレーをしていた。木曜日にはビッグゲーム(ELベンフィカ戦)がある。分からないね。なぜ彼がちょっと悲しかったのかは、本人に聞かなくちゃならないだろう。私は悲しくなかった、とてもハッピーだった」と述べている。

ベンフィカ、レフ・ボズナニ、スタンダールと同組のELでも首位に立っているレンジャーズ。今季は全コンペディションでも21試合18勝3分(58得点7失点)といまだ負けがない。

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