25日に心臓発作のためこの世を去ったディエゴ・マラドーナ氏。かつてアルゼンチン代表やナポリを王者に導いた英雄は、60歳という若さで天に召された。

彼の代表的なゴールは1986年のワールドカップで決めた「5人抜き」と「神の手ゴール」だと評価されている。

しかしながら、彼がアルゼンチン代表で最後に決めた1994年ワールドカップでのゴールも、普通の選手ならば人生最高のものになるほどのプレーだった。

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ギリシャを相手に細かくパスを繋ぎ、最後はマラドーナが左足!強烈なシュートを叩き込んでいる。

マラドーナはこの時34歳。薬物使用疑惑やナポリ、セビージャでの契約問題でパフォーマンスを落とし、所属していたニューウェルスでもほとんど出場できず解雇され、メディアに対して空気銃を放つという事件を起こしたあとだった。

さらに、このギリシャ戦の次に出場したナイジェリア戦の後で禁止薬物の使用が発覚し、そのまま大会を離脱。15ヶ月もの出場停止処分を受け、これが代表での最後のプレーとなっている。

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